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【セミナーレポート】PRで販売部数が1.5倍に! 30万部越えのシニア女性誌「ハルメク」を躍進させたPR戦略とは?

2020.03.05

PR活動を成功させるには、場当たり的な施策ではなく中長期的な戦略、戦術の立案が重要となります。

to C事業のマーケティング、PRにおいて、「マス層に向けてPRしたいが、上手くいっていない」という声をよく聞きますが、”Rome was not built in a day”、マスに情報を届けるには段階を踏んだPR活動が必要です。

オンヨミがPRを支援している、50代以上のシニア女性向けライフスタイル誌「ハルメク」は、PRの効果で約1年半で販売部数が1.5倍の30万部にまで躍進し、2019年には女性誌部数No.1となりました。

今回は、ハルメクのPRを成功に導いた戦略、実際に取り組んだPR施策についてご紹介した、2020年2月6日のセミナーレポートをお届けします。


登壇者

株式会社On’yomi(オンヨミ) 共同創業者 漆畑恵美子

1983年生まれ。慶應義塾大学 商学部卒業。 2006年より、音楽専門メディア「LOUD」「iLOUD」にて、編集・広告営業に従事。2010年に副編集長に就任。
2011年より、PR会社にてコンテンツ制作、プロモーション企画、メディアプロモートに従事。2014年3月、コミュニケーションエージェンシー株式会社On’yomiを共同創業。

株式会社ハルメクホールティングス 法人営業部長 後藤昭人

関西学院大学卒業。クレジットカード会社およびコールセンター受託運営会社で、営業と経営企画に従事。その後、2013年にハルメク(旧いきいき)へ入社。担当業務はBtoBに対する、広告・プロモーション支援及び企業アライアンス等の戦略策定と推進を担う。


段階的にマスを狙う「3カ年プラン」を策定

本格的なPR活動を始めるまでは、読者以外には対外的な情報発信をあまりしていなかったハルメク。いきなりマス露出を狙うのではなく、まずは情報発信頻度を高め、段階的に認知を上げていくプランを策定しました。


ハルメクを販売部数躍進に導いた3つのPR戦略

1)メディアカテゴリごとの特性・情報連鎖を踏まえた取材提案
WEB、新聞、雑誌、テレビといったメディアの種別や、ビジネス、ライフスタイル、トレンドなどのジャンルによって、特性、扱うネタのフォーマット、取材条件は異なります。


ハルメクのPR活動は、各メディアの特性、情報連鎖の傾向を踏まえた取材提案、情報発信を行っています。


2)PR素材開発

「シニア女性のことはハルメクが一番知っている」というポジションを確立することをゴールに、3つの軸でPR素材開発を行いました。

1:実績PR

雑誌の販売部数や通販商材の売り上げ、講座やイベントの盛況ぶりなどを実績としてメディアへ提案し、取材につなげる。

2:識者PR

編集長、シンクタンク部門の所長を「シニア女性市場の専門家」として打ち出す。シニアのトレンドやインサイトの解説コメント・寄稿記事を提案。将来的にはセミナーやイベント登壇も行い、識者化を推し進める。

3:ユーザーPR

読者のシニア女性や、モニターの座談会を取材先としてメディアへ提案する。


3)識者・オーソリティー化

自社の社員を特定領域の専門家として打ち出し、「コメンテーター」として定常的に露出する機会を作っています。

ハルメクの場合は編集長の山岡さん、シンクタンク部門である「ハルメク 生きかた上手研究所」の所長、梅津さんを識者として打ち出しています。


おわりに

中長期視点で戦略・活動計画を立て、実行しきることがPR成功のポイントです。

場当たり的な施策を打ったり、やみくもに情報発信やリリース、取材提案を行ったりしても成果はあまり出ません。

また、PR活動に経営陣や各部署を巻き込み、全社としてコミットすることも重要です。

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